素敵に年を重ねて見えるグレイへアが、おしゃれに見えないと悩んでいませんか。もしかしたら、グレイヘアに似合うメイクをしていないからかもしれません。
そこで今回は、グレイヘアが似合うメイクのコツを解説します。思い描いていたイメージと、かけ離れていると感じる方は、ぜひ試してみてください。
目次
1.グレイヘアには似合うメイクが必要
2.グレイヘアのためのメイク術
2.1.下地
2.2.ファンデーション
2.3.アイブロウ
2.4.アイメイク
2.5.チーク
2.6.リップ
3.メイクをしても似合わない場合の対策
4.グレイヘアを引き立てるヘアケアのポイント
5.おしゃれなグレイヘアを目指そう
グレイヘアには似合うメイクが必要
カラーリングをやめてグレイヘアにしたら、今までのメイクも見直すのがおすすめです。髪の毛は顔の周りを縁取っていて、髪色を変えると印象が変わります。一般的に、白髪の交ったグレイヘアが与える印象は以下の通りです。
- 老けて見える
- 疲れて見える
- ぼやけた印象になる
- 透明感がなくなる
- 清潔感に欠ける
- ヘアケアを怠っているように見える
グレイヘアに似合うメイクをしてプラスのイメージを補いましょう。ヘアケアを怠ったのではなく、おしゃれとしてグレイヘアを楽しんでいる姿勢が伝わります。
グレイヘアのためのメイク術
ありのままの自分を表現できるグレイヘアですが、メイクまで自然体にするのはおすすめできません。
ノーメイクやナチュラルメイクでは、老け感や地味な雰囲気が強調されてしまいます。グレイヘアをするようになったら、必ずメイクをしましょう。
下地
下地は肌色を補正するコントロールカラーを選びましょう。年を重ねた世代の肌には以下の特徴が見られます。
- 目の下のクマ
- 肌全体の黄ぐすみ
イエロー:シミやクマを隠したいときに向くが、明るく見えすぎる傾向がある
パープル:肌に透明感を出したいときに向くが、白浮きして見える傾向がある
オレンジ:赤と黄色が含まれて、自然で健康的な肌色を演出する
肌をキレイに見せる下地を選び、老けた印象を払いましょう。
ファンデーション
ファンデーション選びのポイントは以下の2つです。
- ファンデーションの色
- ファンデーションの種類
それぞれを詳しく見ていきましょう。
ファンデーションの色
グレイヘアに適したファンデーションの色は、パーソナルカラーによってそれぞれ違いがあります。パーソナルカラーは2つに分類され、年を重ねた肌に現れる特徴は以下の通りです。
- ブルーベース:肌色にピンク味があり、グレー系にくすむ
- イエローベース:肌色に黄色味があり、茶系にくすむ
ファンデーションを選ぶときには、くすみが濃いところを基準にするのではなく、明るいところを基準に選ぶのがコツです。
ただ、自分の肌色よりも明るすぎる色は不自然に見えることもあります。自分に合うファンデーションのカラーがわからない場合は、化粧品カウンターでカウンセリングを受けてみてはいかがでしょう。
陰影のある立体的な顔を作りたいときには、ハイライトが便利です。ハイライトを使って明るさを出すと自然な仕上がりになります。
ファンデーションの種類
ファンデーションの種類はクリームタイプがおすすめです。水分と油分が含まれているため、保湿してくれます。
粉っぽくかさついた肌は、老けて見える原因となります。パウダーファンデーションは避けて、つややかに仕上がるクリームファンデーションを選びましょう。
アイブロウ
グレイヘアにしたときにアイブロウは外せないステップです。整った眉毛は、ぼやけて見える顔を引き締める役割を果たします。
ただし、ペンシルを使ってしっかりと描くのは避けましょう。眉だけが強調されてアンバランスになってしまいます。
眉毛は柔らかな印象のグレイヘアに合わせて、ふんわりとした優し気なタッチで描くのがコツです。アイブロウメイクのポイントは以下の通りです。
色:ダークブラウンとグレーの間の色を選ぶ
種類:パウダータイプを選ぶ
描き方:曲線的に柔らかく描く
ブラウンやグレーといった1色で描くのではなく、パウダーの色を混ぜて描くと違和感なく仕上がるでしょう。眉毛の薄いところや欠けたところを、補うイメージで書き足していくと自然な仕上がりになります。
アイメイク
アイメイクは全体的に、自然で優しい目元を目指しましょう。以下の3つのポイントがあります。
- アイライン
- マスカラ
- アイシャドウ
アイライン
アイラインは、グレイヘアは顔の印象がぼやけてしまうため、強いラインを引きたくなりますが、グッと我慢して細く描くのがポイントです。
マスカラ
マスカラは、まつげをしっかりとカールして上げるのではなく、控えめがおすすめです。自然な弧を描くよう心がけましょう。
アイシャドウ
アイシャドウは、肌が明るく見える色味を選びましょう。おすすめのアイシャドウの色は以下の通りです。
- ベージュパール
- ピンクパール
アイシャドウの色は肌に馴染む色合いを選びましょう。避けたいアイシャドウの色はダークブラウンやカーキです。特に、まぶたがくぼんでいる方がブラウンやカーキを使うと、影ができてしまいます。目元がくすんでしまうので避けた方が良いでしょう。
チーク
チークも入れるべきステップですが、濃くつけないのがポイントです。色はピンク系の色味がおすすめですが、自分の血色に合うものを選びましょう。
リップ
リップは顔全体を明るく引き締めるため、必ず使いましょう。ポイントは2つです。
- リップペンシルで輪郭を描く
- ピンクやレッド系の色を使う
メイクをしても似合わない場合の対策
メイクをしてもグレイヘアが引き立たない場合は、パーソナルカラーを確認してみましょう。
一般的に、グレイヘアはパーソナルカラーがブル―ベースの方に合い、イエローベースの方には不向きといわれています。
イエローベースの方がグレイヘアにすると、メイクをしたとしても老けた印象に見えがちです。
しかし、解決策はあります。イエローベースの方がグレイヘアにチャレンジするときには、白髪の部分にゴールド系の色を入れてみましょう。髪と肌の色が自然に馴染み、素敵に見えます。
グレイヘアを引き立てるヘアケアのポイント
グレイヘアがきれいに見えない原因には、髪そのもののコンディションが好ましくないことも考えられます。年を重ねた髪には以下の症状が現れやすくなっています。
- 髪にうねりがある
- 髪がパサつく
- 髪に艶がない
- 定期的にカットをする
- 洗浄力が穏やかなシャンプーに変える
- ヘアオイルを使用する
おしゃれなグレイヘアを目指そう
グレイヘアは、カラーリングによる髪や地肌への負担がなくなるものの、メイクで美しさを補強する必要があります。髪の傷んだ状態がわかりやすいため、ヘアケアも欠かせません。
メイクをしても老けた印象がぬぐえないときには、パーソナルカラーを確認するのがおすすめです。イエローベースの場合は、ゴールド系のカラーを入れるとぐっとおしゃれになるでしょう。
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